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中国語の勉強法は、話し言葉を優先してやったほうが良い

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中国語を学ぼうとしている方は、学習方法をどうするか考えますよね?ネットで調べるといろんなスクールや教科書の情報がありますが、話し言葉と書き言葉の違いについてはあまり触れていないと思います。

・・・が、特に現地に行って語学学習をしようとしている方に伝えたいのですが、書き言葉よりも話し言葉を優先して覚えるようにしましょう。このことはかなり重要です。理由は記事の後半を読んでみてください。

私は以前に広州で2年くらい駐在しながら中国語を勉強していたので、日常会話はほとんどできるくらいのレベルになりました。
(ビジネスレベルには到達できませんでしたが・・・)

広州にいたときは、一日の平均勉強時間は3時間くらいだったと思います。最初はつらかったけど半年くらいである程度話せるようになってからは中国ライフを満喫できました。良き思い出です。

目次

中国語を学ぶ前に知っておいたほうが良いこと

中国の商店街の様子

中国語は世界で最も話される言語のひとつ

世界で最も使用されている言語の第1位は英語です。2021年の調査によるとおよそ約13億人の方が使用しているようです。英語の特徴として母国語でない方も多数使用しており、外国語として学習される方もダントツで多い言語ですね。

中国語は第2位です。全世界で約11億人の方に使用されています。話しているのはほとんど中国人です。漢字言語なので母国語でない方にとってはハードルがとても高い言語とも言えます。

実はこの英語と中国語が頭ひとつ抜けていて第3位にヒンディー語(約6億人)、スペイン語(約5.4億人)と続きます。ちなみに日本語は約1.2億です。

中国は成長著しい国であり2010年以降、急速に発展してきました。将来的にはいずれ米国をいろんな分野で追い越しさらに存在感は高くなることでしょう。そう考えると中国語が話せるようになるというのは仕事、人脈、留学と様々なシーンで自分の将来を大きく変える武器になる可能性を秘めており、中国語を学ぶのは賢い選択肢と言えると思います。

日本人で中国語を話せる人は少ないがその反対は多い

日本人で中国語を話せる方は少ないです。まぁ日常会話レベルなら話せる方はたま~に見ますが、ビジネスレベルで話せる方となるとほぼ見たことがないです。

しかし反対に中国人で日本語を話せる方はたくさんいます。企業の会社員などで中国の子会社や付き合いのある方なら知っていると思いますが、中国人と会議するのにはあまり困らないでしょう。大体どこの会社にも日本語が話せる方や日本語通訳がいるからです。中国人で日本語を学んでいる方はとても多いのです。

このことから注意してほしい点は、企業や組織においては、例え日本人が中国語を一生懸命に学んで話せるようになったとしても、そこまで重宝されないかも知れないということです。理由は簡単、会議は全て日本語で事足りるからです。

特に日系企業で働きながら中国語を学ぼうとする方は、習得した後のこともよく考えておいたほうが良いでしょう。せっかく苦労して身に着けた言語ですから活躍の場は想定しておきたいものです。中国系の企業に就職したいなら必須ですが。

日本人が中国語を学ぶのは有利というのは誤解

日本語と中国語は漢字圏という共通点があるため、字を書く、読むという点に関してはその通りだと思います。漢字圏ではない欧米の方から見ると漢字を書いたり読んだりするのは最もハードルが高いはずです。

しかしヒアリングやスピーキングではとなるとそうとは言えません。中国語は四声と言われる発音の抑揚によって表現される言語です。日本語は発音の抑揚がない言語ですので、抑揚に慣れていない日本人にとって習得身するのは想像以上に大変です。

中国を好きな方でないと学習継続が難しい

中国語の学習は短期間で終わるものとは違って、長期間取り組むものです。実際に使われる場面を想定し、言語を学びと同時に中国文化も学ぶことになります。まぁ別に中国語に限った話ではなく、どの言語でも学習するときはその国の文化や歴史も学ぶのが一般的ですよね。

中国の文化、歴史も学びながらいろんな気付きや興味が湧いてきて、更に自発的に調べたりして語学力が肉付けされていくものです。自分のモチベーションにもつながります。そのため中国文化や歴史、国そのものにあまり興味がないという方は残念ながら継続的に学ぶというのは難しいと思います。

中国語の口語(話言葉)と書き言葉は大きく異なる

記事の冒頭にも書きましたが一番伝えたいことはココです。日本語でも話言葉と書き言葉は違うのは理解できると思いますが、中国語の場合は日本語以上に違いがあります。同じ意味でも言い回しが全く異なることが多い言語なんです。

学習方法も異なり、口語を習得するにはヒアリングが7割、スピーキングが3割くらいが自分がベストと考える勉強スタイルです。書き言葉の場合は、精読や書いたりするのが中心になるため勉強方法が異なるのです。

どちらを優先するかですが、学習初期のころはあまり意識する必要はないと思いますが、3か月位してから自分の生活状況を考慮して考えてください。私のように現地で生活する方にとって重要なのは口語です。特にヒアリングが出来ないと現地での生活にはかなり不便な思いをすることになります。読むのはできなくても日本人ならそれほど困らないと思います。

日本人にとっては口語のほうが習得するのは難しいため、意識しないとどうしても精読中心の勉強方法になってしまいます。できるだけバランスをとった学習をする必要があります。

それぞれの学習方法のメリット、デメリット

スクールに通って学ぶ

語学学校に通うのは中国語の学習過程で必ず必要だと思います。特に話す力を身に付けるには人を相手にして話すことしか身に付きませんし、プロの方から基本は教えてもらったほうが良いと思います。

しかし、これは中国で学ぶ時の話です。日本のスクールで学ぶ中国語はハッキリ言ってそれほど効果はありません。大して上達している訳でなくとも講師は褒めてくれることも多いですが、やはり客商売だからでしょうか。料金もかなり高いです。

日本の中国語学校の良い点もあります。文法を丁寧に教えてくれるところは良いです。中国では基本的に中国語で中国語を教えてもらうので、基礎が出来ていないとつらいものがあります。その基礎だけを身に付けるのには適していると思います。

中国の語学学校は日本のように本格的な語学学校ではなく、ほとんどが個人で運営(マンションの一室でやっているような)している小規模なスタイルです。料金も交渉して決めることが多いですが、日本よりずっと安いので長期間学ぶことができます。是非現地に行ったらいろんな語学学校を見て比較してみてください。

またスクール以外にも現地人に教えてもらう方法はあります。例えば知り合いになった学生などに個人レッスンをお願いしたり、日本語を教えてもらう代わりに中国語を教えてもらう、など色んな方法がありますよ。

教科書を買って学ぶ

必ず必要ですが、あまりいろんな教材に手を出さずに、メインとなる1,2冊を徹底的にやり込むようにしてください。基本的な単語を習得後は、ヒアリング教材や書く教材もあわせて取り組むと良いでしょう。

教科書は学習初期は日本語で解説のある教材を購入しましょう。当たり前ですが中国では中国語で書かれた教材しかありませんので分からない点を自力で解決するというのが難しくなるからです。

中国語の音楽や映画、TV等で学ぶ

よく中国語の音楽やTV、新聞で学ぶと早く覚えられると聞きますが、あまりおすすめしません。というより続かないと思います。これらの意味が分かるようになるまでは相当、習得する必要があります。つまり意味が分かっていなくてやっているようなら、きちんと教材でやるべきです。楽に覚えられるほど簡単な言語ではありません。

レベル別のおすすめの学習方法

中国語のレベルを確認できる試験としては中国が主催で行われているHSKと日本国内で行われる中国語検定が有名です。この2つの試験のレベルを比較してみました。

HSKは中国公認のコミュニケーションを重視した実用的な試験であり世界中で実施されています。受験者数も中国語検定よりも圧倒的に多く6級が最難関です。中国への留学や就職などは有用できるのでどっちを受験するか迷っている方はHSKを受験したほうが良いでしょう。

必要な語彙数HSK中国語検定(目安)TOEICなら…
6000語1級900~
4500語6級準1級800~
2500語5級2級700~
1200語4級3級600~
800語4級450~
600語3級準4級300~

学習初期~中期の勉強方法(HSK3級、中国語検定4級くらいまで)

学習開始~3か月くらいはとにかくインプットが中心。単語と発音を頭に叩き込む。書いて覚えるか読んで覚えるかは自分のスタイルでOK。使うのは語学学校の教材が中心。日本語で解説の入った本も少し用意すると良いと思います。

学習初期はスクールや留学など勉強の基礎スタイルを確立するために必ず指導を受けるようにしてください。独学はダメ

中級以上の勉強方法(HSK5級以上~、中国語検定2級以上~)

多くの日本人が1~2年でターゲットにするのがこのレベルです。教科書だけの学習方法でなく中国人との会話をどれだけ経験しているかがポイントです。もし中国本土にいる場合は商店街などのお店がたくさん集まるエリアに行って店員とおしゃべりをするのがおすすめです。

私が広州に住んでいたことは貿易が盛んなところでしたので、商店街が至るところにありました。週末はいつもそこへ行き、買い物することはあまりないのですが、いろんな中国の雑貨屋のようなところで店員と値段交渉や世間話をして友達ができたりして少しずつ中国語が上達していきました。

学習する際に注意しておきたいこと

中国語の方言について

ところで中国にも方言があることをご存じでしたか。しかも中国の方言は日本の方言よりもずっとなまりがきつく、中国人同士でも会話ができないほど違いがあります。私が住んでいた広州では広東語が地元民の間で広く浸透しています。

私たちが学ぶ中国語はいわゆる普通語です。それに対し広東語や上海語など地方の言語など数十にもおよぶ方言がありますが、方言を学ぶのは難しいです。普通語以外の場合はまず教材が販売されていないこと、加えてその地域以外では全く使えない言語のため、興味本位であいさつ程度話せるくらいに勉強するのはOKですが、本格的に方言を学ぶくらいなら普通語の学習にあてるべきだと考えます。

四声をあまり意識しすぎない方が良い

日本人にとって中国語の難しい点はこの四声です。日本語は抑揚のある言語ではないため、同じ発音でも声調によって変わってくる中国語はどうしても習得するのに時間がかかります。

私が知る限りでは日本人の中国語学習者の傾向として、発音を完璧にしようと思うあまり、何も話せなくなってしまう方をよく見ました。そうしないと意味が通じないと思い込んでいるのと、恥かしさからくるものだと思います。

対照的だったのがアフリカ系を中心とする非漢字圏の国の方たちです。彼らにとっては一番難しいのは読み書きであり、ヒアリングとスピーキング力は日本人よりも上だったと思います。というか読み書きはハナからあきらめていて、その代わり会話はできるようになろうという方が多かったと記憶しています。四声なんかデタラメでしたが、どんどん話してくるので彼らの上達スピードのほうが日本人より早かったです。

重要なのは声調など間違っていても構わないので積極的に会話することです。ピンインがあっていれば声調が間違っていても大体通じます。このあたりは英語とほとんど同じ感覚ですね。とにかく話すことでしかスピーキング力は上達しません。

まとめ 

話し言葉を優先したほうが良い理由

中国語は日本語以上に書き言葉と話し言葉に違いがあり、表現方法や勉強方法も違ってきます。日本人にとって学習しやすいのは書き言葉ですが、現地で生活しながら語学学習される方は同時に生活にも適応していく必要があります。

現地での生活で必要な能力として最も重要なのはヒアリングです。次いでスピーキング。要するにある程度会話ができるようにならないととても不便な生活になってしまいます。つまり話し言葉のほうが優先度が高いのです。

このことを意識して中国語を学習するときには、常に会話する場面を想定して、どのような言い回しをするのか考えるクセをつけながらやっていくと習得スピードも大分速くなっていくと思います。

初心者用おすすめ参考書

中国語の学習は独学よりもスクールで基礎を身に付けるべきです。特に発音系やヒアリング系は指導してくれる方がいないと一人では間違った理解をしてしまう可能性が高いからです。従って教材もスクールのものを使うのが基本ですが基礎的なものでしたら2,3冊くらいは持っていても役にたつと思います。

以下2冊はおすすめできると思います。このシリーズはベストセラーにもなっていて他に会話編もありますが、中国語の基礎的な文法や単語がマスターできます。まずはインプットを増やすことから始めていきましょう。

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